寝るときラジオをかける
32 :1/2:2010/05/11(火) 14:52:33 ID:BEAcXMER0
GW中に、初めてここで話せるような体験をしたので書く。
田舎の祖母宅に自分一人で泊まりに行った。
夜に寝るのはいつも用意してもらえる2階の部屋。
いつもは両親や兄弟もその部屋に寝るが、今回は一人だけなのでとても広い。
しかも布団は壁に付けて敷かれていたので、余計に広いスペースが余っていた。
夜10時頃布団に入ったが、なかなか寝付けないでいた。
そのうち祖母も自分の寝室のある2階に上がってきたのが、階段のきしむ音でわかった。
私の部屋の前を通りすぎ、細い廊下の先の部屋の戸を開閉する音がし、ラジオがかかった。
祖母は寝るときラジオをかけるのが習慣になっている。
私のところまで音は届くものの、何を言っているのかは聞き取れない程度の音量。
眠りの妨げになるほどの音ではなく、むしろ心地よくさえ感じられる。
そろそろ眠くなってきたと思いつつゴロッと壁と反対の方に横向きになったとき、
今まで気付かなかった音が聞こえた。
部屋の中から自分以外の寝息が聞こえる。
ラジオの音の方向とは違い、部屋の中の低い位置から聞こえていたように思う。
だが部屋には自分しかいない。
有り得ない現象に一瞬ギョッとしたが、ラジオの音が聞こえているせいか
急速に恐怖心が薄まっていき、そのまま寝ることにした。
寝入る少し前、それまで「すー はー」という音だった謎の寝息が
なぜか「さー さー」という音に変わったのが少し怖く感じられ、
早く朝になれ明るくなれと思いつつ、寝た。
しばらくして猫がケンカしているような声で目が覚めた。
時計を見なかったが、多分早朝4~5時位だったと思う。まだ薄暗かった。
ラジオが聞こえていたけど、謎の寝息は聞こえなかった。
部屋から出て祖母宅の猫が巻き込まれていないかと窓から見ていると、
廊下がきしんだ音で祖母が目を覚ました。「どしたん?」と部屋の中から
聞いてきたので、「猫のケンカ」と答えて部屋に戻り、寝直した。
以上が今回体験した話。
田舎から帰って兄弟に話したら怖がられて、そのとき初めてとても怖くなった。
親からは「そんなにはっきり聞こえたんなら、とりあえず部屋の電気を
付けるとかしなさい。泥棒だったらどうするの」という感じで怒られた。

