民法の授業
407 :本当にあった怖い名無し:2009/11/18(水) 23:12:01 ID:0DGm371RO
昨日の午後、うとうとしながら民法の授業をうけていた。でもなんとなく先生の声は聞こえていたので、テスト的に重要なポイントを板書するって言ったから、頑張って覚醒した。まあ周りはかなり寝こけてたけど。
しゃべってるのは先生だけ。ほかに聞こえるのは寝息とペンの音。あとはしーん。
いよいよ話が佳境にさしかかった頃、突然外で子どもの笑い声?がした。
その瞬間、周りの寝てるやつらがほぼ一斉に覚醒したw
先生は一瞬ポカン顔になったが「まあ、親子連れが散歩してるのはよく見るよね」みたいな感じで授業再開。
しかしチョークを持ちかけて一言。
「今日雨だよなあ」
そう、昨日は一日中雨。
一応確認のため先生が窓の外をチェック。
窓の向こう側は割と広い道を挟んで別の棟で、その広い道っていうのはこっちの棟とその棟を結ぶだけの道。つまり、両端は行き止まり。(わかりにくくてごめん)
□□別の棟□□
∥ 広い道 ∥
□こっちの棟□
∥は行き止まりね。
でも、その道には子どもはおろか学生すらいなかったらしい。工事車両の金属音かと思えば、火曜は業者の休日。
まあ総務課の人が機材を動かしたとか、教授たちの車の音とか、そんな感じで片づけてとにかく授業再開。
ところが、授業も終わりかけていよいよ先生が来週の予告を始めるって時に、今度は突然頭が痛くなるほどの耳鳴りがした。
それが自分だけかと思えば、後ろの方の女子のグループから「耳鳴りするんだけどー」みたいな話し声。
隣で爆睡してたはずの友達も「耳鳴りがする」と頭を抱える始末。そしてなんと、先生までもが壇上で「なんじゃこりゃ」と耳を押さえていた。
大学の敷地に曰く付きの場所があるとか、この地域が戦場跡とかそういうことは聞いていない。
ただ自分には霊感なんてないし、何より同じ教室にいたみんなが同じ体験をしたっていうのが不気味。
ちなみに、同じ時間に同じ棟で別の授業を受けていた友達にきいたら「耳鳴りはした」っていう子と「何もなかった」っていう子に分かれた。
でも子どもの声をきいたのは自分たちの教室にいた人だけだった。
無駄に長い上に大したオチもなくてごめん。以上です。