額に走った激痛

337 :本当にあった怖い名無し:2009/11/09(月) 18:30:28 ID:1FKKQFME0
一昨日の話。
夜中にふと目が覚めた。
目が覚めたと言っても妙にフワフワしていて半分夢の中にいるような感じ。
なぜかわざわざ眼鏡をかけて鏡台の前に座り、ボーッと鏡の中の自分を眺めていた。

次の瞬間額に走った激痛ではっきり目が覚めた。
鏡台の縁に額を打ち付けたらしい。
それも、思いっきり。
なんでだ?と思った次の瞬間また鏡台に額を打ち付けそうになった。
今度はぎりぎりでこらえたものの、ちょっとびっくり。
いま、誰か私の頭を押さえつけたよね?
誰か、私の額を鏡台に叩きつけようとしたよね?

んで、気がついたら朝だった。
ちゃんと布団で寝ていたけど、額のタンコブがあれは現実だったと教えてくれた。
つーか、タンコブって本当にぷっくりふくれるんだ、と感心してしまった。
なぜか怖くはなかった。

でも、昨夜の夢の中で赤い服のお姉さんが「私が死んだ理由を教えてあげる」と言って
淡々と説明し始めたときにはちょっと怖かった。

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