40℃の高熱

476 :本当にあった怖い名無し:2009/06/24(水) 17:28:42 ID:UVfgyQU3O
>>474
す、すいません…以後気をつけます

うざかったら、あぼんして下さい
流れぶったぎり&携帯から失礼します

私が小学生の頃、頻繁に起こっていた出来事を一つ。
両親共に、家を空ける事が多かったので、私は鍵を持たされていました。
ある日、学校から帰宅すると、母はPTAや子ども会(私が居た地域のみかも)の
用事で家を空けるから、お留守番をしておくように言われて、家で一人留守番をする事に。
当時住んでいた家は借家で、内装、外装共に綺麗だったのですが、妙に気持ちの悪い家でした。
と、言うのも光があまり家の中に射し込まず、常にほんのり暗いからです。
でも、初めての自分だけの部屋を貰い、嬉しかったので
特に、気にはしていませんでした。
いつもの様に、下に降りてテレビを見ながら寝転がり、退屈を凌いでいたのですが
やはり、飽きてしまい、欠伸をしながらテレビを消し、自分の部屋に戻ろうと
階段を上っていた時、階段に付いている窓に人影が横切りました。
普段なら気にもしないのですが、この時ばかりは妙に気になりジーッと窓を
凝視していたんです。すると、またスーッ、スーッと影が動いたんです
子供ながらに恐怖を感じた私は、急いで自分の部屋に戻り、ベッドに潜り込みました。


この日の夜、40℃の高熱を出した私は
看病してくれている母にむかって、こう言い続けたそうです。
ゆうきくんが来る!ゆうきくんが!!だからお母さん!何処にもいかないで!
母は、ハイハイと言いながら当時、冷えピタなんてありませんでしたから
洗面器の水を取り替えに行ったんです
で、戻ってきた時に私は高熱と泣き叫び続けて、疲れたのでしょう。眠っていたそうです。
でも、私は眠ってなんかいません。ありえないんです。
一晩中時計を凝視しながら、起きてましたので。
お母さん早く帰ってきて…と思いながら時計を見てました。でも帰ってこない。
ベッドの横にある窓に背を向けて窓を見ないようにしながら時計を凝視して、母の帰りをいまかいまかと、待っていました

でも…こない。
気づいたんですよ、ココ部屋じゃない。

なんか、異様に暗い。湿ってる。
それよりも…壁が動いてる。

嫌な予感がして、ベッド横の窓を見ると、黒い影がべっとり張り付いて、
窓をガタガタやってるんです。

私は泣き叫びながら、一階に降りて、必死に母を呼んだんです。
すると、障子がガラッと開き、母が一言。
「○○君!駄目でしょう!熱出てるんだから!ちゃんと寝ないと!」

私は泣きながら、母と一緒に寝てもらいました。

ただ、今思うとおかしい事があるんです。

母が障子を開けた瞬間に朝になったのと、あの家…

階段の窓とベッド横の窓から影なんて確認できないんですよ。

だって、あの時、時間は午後7時。そして、下に降りるちょっと前なんか午前二時だったのですから。
未だにあの家、存在してます。

長文、駄文失礼しました
(´・ω・`)ちっとも怖くないですね…これには後日談もありますが、需要ないですね…

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