水没者回収業
969 :水没者回収業 :03/03/16 13:37 はじめてドザエモンを見た時の話を 夏になると漁港の堤防から、ザブーンと飛び込むのが実に楽しかった。 最初は怖いものの(2mh程度)慣れればへっちゃら、怖くておどおどしていると 同じ遊びをしていた工房DQNから放り出されることもあった。 ここらへんは潟なので透明度はあまり無く、海の色で深さを診ることが出来ない 堤防の土台が見えていなければ着地することはない・・というのが漁師の子らの定説ですた。 お盆前のこと、都会から帰省した連中か見慣れない連中が、俺らの定位置で飛び込んでいやがる。 ちょっと不愉快に思いながらちょっと離れた場所で遊び始めました。しかし都会の奴の 飛び込みっぷりはスマートでしばし見惚れておりましたら、華麗に飛び込んだ野師が一向に 上がってこない?これは一大事、大騒ぎになりました。何人か飛び込んで潜ったりしていますが手探り。 俺は飛び込んだ位置をみていたので飛び込んだのです。皆が海底の潟をかき回したおかげで 視界はほとんど無く手探り。手を動かしながら探っていましたが手掛かりなし、 浮上しようと上体を起こした時足に何か触れました。息が持たなくなったので一回浮上し、 ここになんかある!と言って再度潜りました。 潟に手が届くまで潜ってからまた手探り・・で何かを掴みました、人肌のような?引き寄ってみると 人そのもの、びっくりして息を吐いてしまい溺れて、ミイラ取りがミイラになるところでした。 見た感じは、皮膚は白く見え髪の毛はフワッとしたようで、体勢はえび反った感じです。 掴んだのは肩、表情は見たのかもしれませんが記憶に無いです。 結局レスキューと消防団が来て引き上げましたが、即に死亡。 両太腿まで潟に抜かって(刺さって)いました。俺ら田舎者とちがって飛び込み方に 原因があったのだろうということに。抵抗がない分そのまま着底した・・潟にはまった経験のある人なら 理解できるとおもいまつ。多分彼も相当慌てたとおもいます、勢いよく抜かったんだろうからなぁ 因果なもんで、いまはドザエモン様を回収する機会が多いところで働いていまつ。現実の話でスマヌ 973 :水没者回収業 :03/03/16 14:17 海流に乗って来た水没者 ほかの水没者の話も書いてみます、職場がばれるとイヤなので大まかに書きますが プレジャーボートからの情報で、人のようなものが流れている。"ようなもの"だから死んだウミガメとか そういうのも結構ありまして、それに近海ではこれといって事故も発生していませんでした。 現場海域へ到着後、通報のあった時間と潮流/風を考えて双眼鏡などで検索します。 通報から3時間後に水没者を発見しました、遠目にはウミガメの死骸にみえましたが寄ってみると 確かに人らしき形をしています、お腹が今にも張り裂けんばかりの状況です。魚に突っつかれた痕も あったり欠損している部位もあってかなりグロテスクですが、引き上げなくてはいけません。 鉤のついた棒では無理なので、船員お手製の網で引き上げ甲板に降ろします。 うちの船長は信心深く引き上げた後、お神酒、お塩、どこかの神社の湧き水などを用いて 船、水没者を清めます。これは事務的な話になってしまいましたスマヌ よってsage





