日記

903 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/02/25(火) 03:17
「今日は私の15歳の誕生日だった。両親と友人たちが祝ってくれてとても
楽しかった。10歳まで生きられないと言われていた私が今日まで生きていた
なんて信じられないような奇跡だと思う。もうすぐ弟も生まれるらしい。
1歳の誕生日を一緒に祝いたいな…弟の名前は秀人と名づけるそう」
姉さん…。僕には姉さんがいたのか…!
「明日はいよいよ手術の日…。手がふるえてもう書けない。続きは手術が成功してから…」
ここで終わってる…。姉さんは16の誕生日を迎えることなく死んでいる。
母さんや父さんが僕のことを異常に愛したのはそのせいか。
僕は…
姉さんの代わりだったんだ…。

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