お地蔵様の頭
571 名前:由美(ネカマ1号機)[sage] 投稿日:03/03/05(水) 20:54 んじゃ俺の、怖い…とゆーより奇妙な話を。とりあえず実話。 ※オチなし&あまり怖くないのでご覚悟を! 今から何年前になるだろう。 俺がまだ田舎にいたころの話。 田舎というのは本当に田舎で、「山と田んぼ」だけで表現しきれるような田舎。 ある田んぼの道のわき…そこはもう山なのだが、その山が幅5メートル、奥行き2メートル程削られた場所があり、そこにはお地蔵様が2体あった。 その山の削り方のせいでそこはうっそうとした木々に囲まれたかたちになっており、昼間でもあまりいい雰囲気とは言えない。 天気の良い日ならばそこから2、3歩離れた田んぼには日が照ってるというのに、そこは陰気な感じがする。 そして何が奇妙なのかと言えば、そのお地蔵様は2体とも首のところで"切られて"いるのだ。 首がないというわけではなく、そこで"きれいに"割れているのだ。 石を切る道具を使ったほどではないが、余分な欠け方もなく、相当きれいな切られ方だった。 「何で切られているのだろう?」 と思っていたのだが、ある日、暇なので友達とそのお地蔵様を見に行った。 するとその友達、ふざけてそのお地蔵様のうちの1体の頭を押して落としてしまったのだ。 ドスン!!とお地蔵様の頭が雑草の上に転がる。 雑草の上に転がったにも関わらず、地面と衝突したときの音の響きが重さを感じさせ、転がったお地蔵様の首は不気味だった。 俺も友達に促されるままに、 「まぁ、地蔵ったって二酸化ケイ素だしな。」 と自分を納得させてもう1体の頭を蹴り落とした。 ドスン!! そして…そこには2体のお地蔵様の頭が転がっていた。 流石にその光景は不気味極まりないものだったため、俺とその友人はどちらともなく帰ることにした。 そして数日後… 俺は学校の帰りに友達の家に寄って遊んでしまい、帰りは通学路と違った道を通ることになった。 その違った道のわきにあのお地蔵様がある。薄暗くなった夕暮れ、ただでさへ暗いその場所はほとんど見えなくなっていた。 それでもそこを通るとなれば一応見てしまうだろう。俺ももちろん例外ではなかった。 ふとお地蔵様のほうを見ると、田んぼのほうをじっと見ている。至って普通のことだ。 が、通り過ぎる瞬間、その"普通"であることに違和感を感じた。 この間"普通"ではない状態にしたのに、なぜもとに戻っているのか? そう思った瞬間、結論も出せないまま不気味さに追い立てられるように家へとダッシュで帰った。 そしてさらに数日後の昼、俺はそれを確かめるために1人でもう一度そこへ向かった。 お地蔵様は田んぼのほうをじっと見ている。 で、俺は何を思ったのか、再び頭を蹴り落としたのだ。それも2体とも。 それが終わると、再びものすごい罪悪感と不気味さが襲ってきた。 「も、も、もとに戻しとこうかな…」 と思ったが、怖くて体がそっちへ行かない。 俺は逃げるように家へと帰った。 そして、その次の日、帰りにそのお地蔵様の様子を見るためにそこの前を通った。 すると再びそのお地蔵様の頭をもとの位置に戻っていたのだ。 流石に不気味すぎて家へとすっ飛んで帰りましたとさ。 574 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/03/05(水) 21:01 村人が頭を戻していたと考えるのが普通かも。 576 名前:由美(ネカマ1号機)[sage] 投稿日:03/03/05(水) 21:12 >>574 そうっすかね~… そこはなかなか人が通らない道なんですよ。 農作業の時期でなければ3日に1回通るか通らないかくらいなんです。 う~ん…やっぱり村人が戻したのかなぁ~… それにしても何でスッパリ切れてたんでしょうね。 あの切れかたも不気味でなりません。 579 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/03/05(水) 21:32 >>576 もしかしたら切れてたんじゃなくて 元々別々に作られたとか・・・ いや、この方がオカルトか(w





